探しものが見つからない、そんな困った経験がどなたにもあるのではないでしょうか。
例えばスマホや家の鍵などはなくしがちですよね。
出かけなければならない時にかぎって見つからず、部屋中ひっくり返してからふと見たベッドのすきまに落ちていたりなんてこともあります。
それどころか何度も確かめたはずの場所にポンと置いてあったりと、不思議なこともありますよね。
今回はそんな見当たらなくなってしまった、探しものが見つかるおまじないのやり方を説明します。
探しものが見つかるおまじない1:ハサミを使ったおまじない
まず、はじめに紹介するのは「ハサミ」を使うおまじないです。
普段使っているハサミを、自分の顔のまえか、耳の横に持ってきます。
そして「ハサミさん、ハサミさん、私のなくした●●はどこにありますか?」と、尋ねましょう。
あとは気の向くままに探します。
ハサミさんが、こっそり教えていてくれるので感を信じてみてください。
ただし一つだけ注意が必要です。
このおまじないは「誰にも見られないように」やるのがポイントです。
家族や友達がいないか、確認してから試しましょう。
探しものが見つかった後は、「ハサミさん」にお礼を言う事を忘れないでください。
探しものが見つかるおまじない2:にんにくを使ったおまじない
探しものが見つかる2つ目のおまじないは「にんにく」を使うものです。
使うといっても、「にんにくにんにくにんにくにんにくにんにく」と言い続けながら、なくしたものを探して歩くだけです。
これはヨーロッパから伝わったおまじないで、探しものは魔女が隠してしまっているから見つからないと考えられているそうです。
そしてにんにくは魔女が大嫌いなもの。
にんにくと唱えることで、物を隠した悪い魔女は退散してしまいます。
このおまじないにも注意点があります。
それは「魔女がいなくなると、探しものが見つかる」ということです。
魔女はどこにいるか見えません。
「いつの間にか探しものが見つかる」おまじないなんですね。
もし見つかったら「にんにく様、ありがとう」とお礼も忘れないでくださいね。
探しものが見つかるおまじない3:ものさしのおまじない
探しものが見つかる3つ目のおまじないは「ものさし」を使ったものです。
ものさしはものの長さを測る道具ですね。
おまじないには必ずはじからメモリがついているものを使いましょう。
定規は端に目盛りがありません。
このものさしを家の中で最も高いところに置きます。
もし「神棚」が家にあるときは、神棚にのせるといいでしょう。
高い所に置くのはものさしが、なくした物をよく見渡して探せるようにです。
探しものをしてもらうのですから、普段人が拝むような場所に置くわけですね。
これはものさしの「物をさす」という音の響きから来ているおまじないです。
探しものが見つかるおまじない4:探しものが見つかる不思議な言葉
探しものが見つかる4つ目のおまじないは少し長い秘密の言葉です。
探しものが見つからないときは、次のように3回唱えましょう。
少し長いですが、効き目はばっちりです。
「清水(きよみず)の音羽(おとわ)の滝に願かけて 失せたる●●のなきにもあらず」
●●の中には、探しているものの名前をいれてください。
なくしたのが「時計」なら「うせたる時計のなきにもあらず」となります。
この時大切なのは「見つかった」時のことをイメージしながら唱えることです。
実は「音羽の滝」は京都の清水寺に本当にある滝で、水を飲むこともできます。
「探しものが見つかる」というものではないのですが、三列に落ちる滝の水には飲むとそれぞれ違ったご利益があります。
ただ、欲張って飲みすぎると願いは叶わないとも言われています。
謙虚な心が必要なおまじないです。
探しものが見つかるおまじない5:探しものが見つかる不思議な言葉ヨーロッパ編
5つ目も少し長いおまじないの言葉です。
にんにくとおなじくヨーロッパからきたおまじないです。
探しものをしながら小さな声で、「ロケス・ピラトス・ゾトアス・トリタス・クリサタニトス」と繰り返しましょう。
長い名前を唱えていてもけっして探すことをやめずにいるのが大切です。
探しものに夢中になって、名前を呼ぶのをやめてしまうのもよくありません。
ちょっと日本人の私たちにはむずかしいかもしれませんね。
でも、妖精が一緒に探してくれると思うと、なんだか元気が出る気がします。
探しものを見つけるおまじないは感謝の心を忘れずに
探しものを見つけるおまじないをご紹介しました。
なくしものをすると「ない、ない」と思わず焦ってしまいます。
しかし、おまじないを試すときは一呼吸置きましょう。
お祈りをしながらものを探すおまじないがほとんどでしたが、「ない」ものは神様やものたちにも「見えません」。
「ある」ものをお祈りしておまじないをすることで、「あそこにあるよ」と教えてくれるかもしれません。
そして、見つかったときには、感謝することを忘れずにいてください。
きっと身の回りの見えないちからが手助けをしてくれますよ。