勇ましい「戦車」のカード。
カードの意味は正位置だと「勝利を勝ち取る(成功)」、逆位置だと「敗北(失敗)」を意味します。
つまり「積極的に行くべきかどうか」が分かるカードでもあります。
複数枚あるタロットカードの中でも特に「強気」や「勢い」について触れているこのカード。
これが出るかどうかによって動き方も変わります。
そこで今回は復縁のタロット占いにおいて戦車が出てきた時の具体的な内容をご紹介します。
1.戦車の正位置が出た場合の復縁への可能性
復縁の可能性はあります。
ただし、そこに関わってくるのはあなたの積極性です。
あなたから積極的に復縁のためのアクションを起こさなければ、どうにもならないでしょう。
向こうからは来てくれない、ということを指しています。
シャイな方や消極的な方には難しい問題かもしれませんが、ここで戦車が出たということは、「無理難題だろうと頑張りなさい」ということです。
むしろ、消極的過ぎたことによって現在の状況が引き起こされたと考えても良いくらいです。
消極的過ぎるのは大きな争いを生まない心掛けかもしれませんが、時としてそれは、目の前にあった大切な何かを掴めない原因となってしまうということです。
この大事な局面で現れた戦車のカードは、消極的なあなたを「後押し」しようとしています。
ですから、必要以上に悩まず、恥ずかしがらず、「今だ」と思う瞬間があれば、勇気を出して突撃していきましょう。
2.戦車の正位置が出た場合の復縁方法
カードのイメージそのままなのですが、あなたから突撃して下さい。
そうでなければ、何も変わらない、もしくは状況が悪化してしまう可能性があります。
くよくよと悩む暇があれば、突撃して下さい。
あなたが復縁という勝利を掴むチャンスは「今」、やってきているのです。
ただしこのカードには「現在しか示していない」というちょっと怖い一面があります。
戦場で戦う騎士は恐らく相手を倒すことしか考えていません。
その後、王様から報酬が貰えるかも知れないだとか、相手の家族に復讐されるかもしれないだとか、そんな未来のことは恐らく考えていません。
それがそのまま、カードの意味にもなっています。
勢いに任せて突撃してひとまずは何とかなったけれど、何も考えていなさすぎて後々大変なことになった……などということが無いように、あまりにも考えなしな特攻は避けることが大切でしょう。
あなたは戦場で命を賭ける騎士ではないので、ある程度作戦は練ってから動くようにして下さいね。
どうせ勝つなら、未来含めて勝てるようにしてください。
3.戦車の逆位置が出た場合の復縁への可能性
可能性は無くは無い、といったところでしょう。
戦車の逆位置が出た場合は正位置同様に結果があなた次第であることを示しています。
しかし、正位置の場合とは異なり、勢いのままに動けば失敗する可能性が高いことをこのカードは示しています。
そもそも、高確率で失敗するぞ(=負け戦になるぞ)といったニュアンスのカードですので、本当によく考えて動かなければ大変なことになるでしょう。
言ってしまえば「「当たって砕けろ作戦」で本当に砕けてしまった」感じでしょうか。
つまり、よく考えて行動しなければ痛い目を見るぞとカードが訴えているのです。
4.戦車の逆位置が出た場合の復縁方法
とにかくよく考えて、冷静に行動することを心掛けるようにして下さい。
間違っても感情のままに動いてはいけません。
暴走してしまわないように、自分自身のコントロールを大切にして下さい。
また、戦車の逆位置は「諦め」や「逃亡」といった意味も持ちます。
あまりにも困難な状況や強大な敵に出会い、前に進むどころか動くこともままならないような状況を示しています。
そんな状況下で暴走してしまえば、破滅的結果になってしまうことは何となくご理解頂けるのではないかと思います。
ですが、諦めてしまっては当然のことながら目標には手が届きません。
復縁は叶わなくなってしまうでしょう。
戦車の正位置と逆位置における共通事項は「信念を貫くこと」です。
正位置の場合は信念を貫くために突撃していきますが、逆位置の場合は突撃せずに立ち止まることが重要となります。
いわば、勝つための作戦タイムを必要としています。
焦ってしまう気持ちを抑えて、イライラして周りに当たりたくなる気持ちも抑えて、今は冷静になって下さい。
何かチャンスらしきものが訪れても、軽率に「今だ」と飛び出していかないようにしましょう。
負け戦になってしまいます。
復縁のタロット占いで「戦車」が出た時の意味を知ろう
戦車のカードと復縁の可能性についてご紹介しました。
このカードは戦場で戦う騎士を思い浮かべると、何となく意味が分かりやすくなるのが特徴的です。
「復縁」のための戦い。
攻めるべきか引くべきか……どう動くかはあなた次第です。
行くべき瞬間を見誤らないように、気をつけて下さいね。