1.ワンドの5の逆位置が出た場合の【基本的な意味】
ワンドの5の逆位置の意味としては悪い意味での「競争」「揉め事」それに伴う制御不能な状態を表します。
ワンドの5の逆位置が出た場合は、あなたが揉め事に巻き込まれ、あなたにはどうすることもできない状態に陥ることが示唆されています。
周囲からの意見に振り回され、自分のすべきことは何なのか見失ってしまうこともあるでしょう。
この状況を打破するためには、あなたが自分の意見を見失わないことが重要です。
迷った時こそ、あなたの目標が何だったのか、なんのためにあなたは日々がんばっているのかを思い出すようにしてください。
2.【相手の気持ち】について占った時にワンドの5の逆位置が出た場合の意味
ワンドの5の逆位置の基本的な意味として揉め事や制御不能な状態を表すカードであることから、あなたに対して険悪な感情を抱いていることを示唆しています。
しかしそれはあなたのせいというよりは、相手の単なる不満やワガママといった、あなたにはどうすることもできないものから来ている可能性が高いです。
付き合っている相手であれば、長年の惰性から変な甘えが出てきてしまっています。
あなたに対する態度がおざなりになってきているのもその一端でしょう。
あなたが相手との良好な関係を望むのであれば、相手が何に対して不満を持っているかを正面から聞き、相手の不満を取り除いてあげる必要があります。
内容的にあなたにどうしようもないことでも、解決しようと思わなくてもいいです。
相手の話を聞いてあげる、その態度が相手の態度を軟化させるからです。
逆に、これ以上相手との関係を望まないのであれば、思い切って別れを切り出すのも手段のひとつです。
惰性の延長で生まれるものは少ないです。
より有意義な時間を過ごす意味でも、現状を変えることを求められています。
友人の場合も、あなたに理不尽な不満を抱いている可能性があるので、誠実に向き合って相手を諌めるか、しばらく距離を置いたほうがよいでしょう。
3.【片思い】について占った時にワンドの5の逆位置が出た場合の意味
片思いの状況でワンドの5の逆位置が出た場合は、相手があなたの気持ちを逆手にとってあなたが振り回される様子を示唆しています。
恋愛は惚れたもの負けともいいますが、あまり健全な関係を築けるとはいいにくいです。
相手のいうとおりにすることで、確かに距離は縮まるとは思いますが、それが本当にあなたにとってよい関係かどうかをもう一度見つめ直してみてください。
4.【復縁】について占った時にワンドの5の逆位置が出た場合の意味
相手との復縁を望んでいる場合でワンドの5の逆位置が出た場合は、話し合いをしても揉めてしまい、復縁が困難であることを示唆しています。
今はあなたも相手も忙しく、たとえ距離が近づくことがあっても、結局は相手への配慮が欠けてしまい、「やっぱダメそう」といった感情になってしまいがちです。
また、相手に新しい恋人ができることも考えられます。
それでも相手との復縁を目指すのであれば、今はその時期ではないため、あなたも相手も状況が落ち着いてから再度話し合いをするようにしましょう。
たとえ相手に新しい恋人の存在が見えたとしても、本当にあなたが相手との復縁を望むのであれば、あまり気にせずにあなたはあなたとして接することに集中してください。
5.【仕事】について時にワンドの5の逆位置が出た場合の意味
仕事について占った場合にワンドの5の逆位置が出た場合は、正位置と同じくライバルや競合が多数出現する状況が示唆されます。
逆位置の場合は、あなたの思い通りにいかずによりイライラしてしまう時期が続くことを示唆しています。
仕事を進めるうえでの周囲との衝突も多くなるでしょう。
しかし、思い通りにいかないからといって感情的に物事を進めてしまうと、より一層仕事が進みにくくなり悪循環となってしまいます。
目先のことに囚われて近距離的な判断を下しがちになるので、一呼吸置いて今の状況を冷静に分析してみましょう。
将来的なことも考慮したうえで、本当に正しい選択肢は何なのかを見定めるようにしてください。
周囲もあなたと同じで近距離的な視点に陥りがちですが、そこはあなたが本来の目的を見失わずに周囲を説得し続ければ、やがて周囲もあなたの意見を聞くようになるでしょう。
6.【自分の未来】について占った時にワンドの5の逆位置が出た場合の意味
自分の未来について占った際にワンドの5の逆位置が出た場合は、近いうちにあなたにとって制御不能な混沌とした状況に陥ることを示唆しています。
今は、出会いを求めても変な人に引っかかったり、意中の相手ができたと思っても別の人に取られてしまったりしそうです。
結婚を考えているのであれば、結婚に向けた話し合いや結婚相手以外との人間関係に疲れてしまうかもしれません。
混沌とした状況は、あなたが周囲の意見に流されて意図しない方向に向かってしまうことが原因となります。
今は強い意思と目的意識を持って何事にも取り組むことが求められます。